桜乃はきっと手作りしてるんだろうなぁ。

「リョーマくん受け取ってくれるかな??」

ドキドキしつつ。
でも特に何も気にせずリョーマは受け取るでしょう。
で、後で先輩にからかわれて気付く。

「バレンタインデーってのはなぁ、女子が好きな男にチョコを送る日なんだよ!」

「へぇー」

「ってお前チョコもらったんだろ」

「・・・もらったけど竜崎っスよ」

「だからっ、竜崎さんが、お前にチョコをやったのは」

「・・・えっ」
(思い至って一気に赤面)

で、その帰りに何気なく桜乃を誘ってマックに入る。

「あ、あの、ビックリしちゃった。リョーマくんがいるから」

「いちゃ悪いわけ?」

「そうじゃなくて、一緒に帰ろうなんて言うから・・・(真っ赤)」

「・・・あのさ」

「な、なに?」

「あのさ・・・」

ドキドキした間。

「チョコ、サンキュ」

結局桜乃の気持ちを確認できないまま(照れて)、でも二人の時間を満喫する二人でした。



二月十四日の日記本文より一部抜粋
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黄金に輝く瞳に困惑した自分の顔が写っている。
しかし、写している本人はそんなこと意にもかえさない。
両頬を暖かな細い手で挟まれて、リョーマは戸惑いを隠せなかった。

知らない。

こんな彼女は知らない。

これは……誰―――?

輝く黄金は人にはない色だ。
妖しく、そして美しい。
突然光だしたそれにも、実は驚きには至らなかった。
なぜなら、それ以上に驚かされることがあるから。
これこそ初めて見る気がする。

こんな、顔。

リョーマをじっと見つめる桜乃の表情は、
今まで見てきたどんな彼女からも想像できないほど、妖艶で、魅力的だった。
ただ、自分を見つめて微笑む。

「竜ざ…き…?」

「リョーマくん」

甘ったるい声で呼ばれて心臓がドクンと脈打つ。
魅入られたまま微動だにしないリョーマに桜乃はそっと顔を寄せる。
それがあまりに現実味を帯びていない気がして、抵抗もせずに見送ってしまう。
唇にかかる吐息。
しかし、期待に反してリョーマの首筋に当てられる。
視界から外れた瞬間、リョーマはそれを見た。

柔らかそうな唇から、小さな牙が覗いていたのを。

これは夢?

「…ぃっ」
鋭い痛みに思わず呻く。
生暖かい液体が流れる感触。
唇を寄せた桜乃はそれをなぞるように舐め取った…。




二月二十四日
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「選抜に残れるといいね」

そう言って君は微かに笑った。
本当はそんなこと本心から思っているわけでもないのに、
それを承知で俺もその茶番に付き合うため、微笑み返す。

「残るよ、きっと」

それは同時に、海外への遠征。微笑む彼女と離れることを意味していた。
そんなこと、はなっから承知の上だったはずだ。
重ねる手をキツク握り締めて、唇で触れる。
今、この瞬間を永遠に出来たら俺は何も迷うことなんてないんだろう・・・。
そんな愚かで優しい夢を見る。

「私ね、本当に応援してるんだよ。だって、あなたがテニスしてる姿を見るのが好きなの。
 私ね、私・・・離れてもずっと一番にあなたのことを思ってるよ」

握り返す手を引き寄せて、細い体を抱きしめた。

「会いに行くし、ずっと、ずっと、思ってる」

腕の中で強く強く、言葉に乗せられた気持ちが俺の胸に広がってゆく。
それ以上何かを言葉にしようとした彼女の、甘い唇を塞いだ。

今、この瞬間を永遠に出来なくても、この気持ちだけは永遠に出来るはずだから・・・。




七月十五日
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「髪長すぎ」
静かな館内で聞こえたその声。一瞬幻かと思った。
あまりにも彼のことを考えていたから、だから聞こえた都合のいい私の妄想かと。
それを現実にしたのはギギッと音を立てて引かれた隣の椅子だった。
「リョ、リョーマくんっ!?」
幻なんかじゃない、現実が私の顔を正面から捉える。
夏休みに入って、特別に誘うキッカケも理由もないために、
会うことも声を聞くことさえなかったのに、
暇を持て余して寄った図書館で偶然会えるなんて・・・なんて幸運なんだろう。
「隣空いてる?」
答える前に、リョーマくんはもう、私の隣に腰を下ろしていた。
縮まる距離に鼓動が跳ね上がる。
「リョーマくんも勉強?」
「・・・まあね、そんなとこ」
「そっか」
なんだか、彼に図書館は似合わない気がして少し笑ってしまった。
おかしいな。彼は図書委員なのに。
コートの中で駆け回る彼が、
こんな静かな場所でじっとしてるなんて不思議な気がしたから。
でも、たまには、ね。いいのかも。こうしてじっと隣にいる彼も。
彼と並んで一緒にいられるから。
たまには、ね。そんな彼を見ているのも、この空間を共有できるから。
テニスをしている彼も好きだけど、
こうして隣に並んで静かに頬杖をついている彼も・・・あれ?
「リョーマくん、勉強道具は?」
改めて鞄すら持っていない彼に気づいた。勉強をしに来たって行ったのに。
矛盾。
「忘れた」
「忘れたって・・・」
目的を忘れてくるなんて、そんなにうっかりしてないじゃない?
「・・・嘘」
「え・・・」
「本当は・・・・・」
瞳を合わせて覗き込んできたリョーマくんがゆっくり近づく。
綺麗な瞳の色。深い青と緑の不思議な光彩を放つその色に吸い込まれそう。
時が止まったようで、聞こえるのは自分の心臓の音とリョーマくんの声だけ。
耳元で言われたその言葉に、心臓が止まりそうになった。
「今日、電話するから」
ほんのちょっぴり見せたその笑顔だけで、憂鬱な気分もなにもかもが晴れそう。
「・・・うん」
そう、返事をするのが精一杯。
それ以上言葉が出てこなくて彼の去っていく背中を見つめた。

『本当は、竜崎に会うために・・・』

今日はなんて幸運なんだろう。そしてきっとこれからも。




八月十七日
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「う・・・ん・・・」
微かに身じろぎをして竜崎桜乃は重い瞼を開けた。
視界が暗くて瞬きを繰り返すうちにそうではないことに気付く。
天上にはいくつもの淡い光が瞬いていた。
それらは互いに点滅を繰り返し、信号を交わしているようだ。
まるで、お喋りをするみたいに。

「ここは・・・?」
「おや、気付いたようだね」
「!?」

身を起こした桜乃に話しかけたのは長い耳をピンと立て、小洒落たチョッキを着こなし、
ずり落ちそうなメガネを直している白いうさぎだった。
ピクピクした鼻面を当惑する桜乃に押し付けながら

「今丁度お茶が入ったところだ」
「あ、あの、ここは一体・・・っていうかあなたは一体・・・」
「さて、ここはどこだと誰もが聞きたがる。それに一体私はなんと答えようか。
 なぜ疑問に思う必要がある?見たままを受け入れるにはあまりに突飛なのだろうかね。
 しかし、私はここにいる。君もここにいる。
まあ、君のように意表をついた時間に来るものも珍しいが」

勿体つけた物言いに、要領を得ない内容。
うさぎは言葉遊びを楽しむように耳を撫で付けている。

「おぉ、そうそう。お茶が入ったのだよ。上等の茶葉だ。なんであれまず掛けなさい」

桜乃はきょとんとして見回す。
「どこに?」そう聞こうとした瞬間、目の前にイスとテーブルが現れた。
アンティーク調の可愛らしい作り。
びっくりしている桜乃に、うさぎはなんでもないことのようイスを勧める。

「あの、一体これは・・・?」
「今、お茶をいれよう」

桜乃の疑問を脇に置いて、うさぎはどこからかトレイを運んできた。
何も乗っていない。しかし、とてもいい香りが辺りに広がっている。

「アールグレイだ。君は大丈夫かね?」
「あ、はい」

うさぎがトレイの上で手を握った途端に、ポットが姿を現した。
それは不思議な光景だった。
うさぎはポットをなんの躊躇いもなく傾ける。空中に向かって紅茶が降り注がれた。
地面に落ちると思うと、紅茶は空中の一点に溜まっていく。

「ささ、どうぞ」

液体の塊を勧められて、桜乃は戸惑うばかりだ。

「あ、あの、無理です。受け取れません」
「おや?なぜかね??」
「だって、これにはコップがないもの」
「人間とはまた面倒な生き物であるな。
 そこにあるなしは一体どうやって決めているんだい?
 視覚聴覚触覚・・・しかし、そこに本当に物があるのかは誰も分からない」
「あの、分かりません。一体なにを仰って・・・」
「本当にコップはないかね?考えて見たまえ。ではなぜ紅茶はそこに留まっている?
 ありえないことではない。ここは夢なのだから」
「ゆ、夢!?」
「そうだよ。夢と一重に言うのは難しいが・・・現実に力を持つ夢の中だよ。
 さ、コップは本当にないかい?」

桜乃はじっと浮かんだままの紅茶を見つめた。
紅茶が落ちないのはなぜ?そこに支えるものがあるはず。
次第に薄く紅茶の周りを囲むものが見え始める。
コップがないなんて確かに誰も言っていない。
ここではそういうことがあるのかも知れない。
次の瞬間、ハッキリと純白のティーパックが実体化する。
うさぎはにんまりとそれを桜乃の前に出した。

「ほほぉ。ここまでとはいやなかなか珍しい。君は才能があるね。
 ここで私の助手でもして欲しいくらいだよ」
「えっと、ありがとうございます」

思わず誉められて嬉しくなる。こんな夢なら悪くない。

「なにが助手でもしてほしいなんだか。いい加減、こっちの用事に移ってもいい?」

背後から聞こえた第三者の声に桜乃は振り返った。

「りょ、リョーマくんっ!?」

それは紛れもなく彼女の知るリョーマの容姿そのままであり、
リョーマではありえない彼が立っていた。




十一月十三日
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リョーマでは絶対にありえない。
なぜなら彼のサラサラした髪の間からピンと立ったうさぎの耳が生えていたからだ。
ぴくぴく動くところをみると飾りではないらしい。
一瞬ぎょっとするが夢なのだからと思うとすんなり納得できた。

「もうこっち連れてってもいいわけ?」
「ああ。いいよ。もう十分お茶を楽しませてもらった。つれていくがよい」
「んじゃ、あんた、こっちきて」

ぐっと腕を掴まれて桜乃はリョーマに(うさぎに?)連れて行かれる。
背後ではだんだん小さくなるうさぎが手を振っていた。

「あの、あなたリョーマくんじゃいの?」
「俺リョーマって名前?」
「え?」
「じゃそれでいいや。あんたはどこに行きたい?俺は案内人。
 あんたが行きたいところならどこでも連れてってあげるよ」
「本当?」

リョーマは軽く頷く。

「じゃあ、遊園地に行きたい!」

どうせ夢なら、リョーマくんと思いっきりデートしてみたい。
桜乃はそう、嬉しそうに言った。




十一月十六日
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「次、次あれ乗りたいなっvvv」

煌びやかなメリーゴーランドに向かって桜乃は嬉しそうに指を指す。
もう一方の手には大きなアイスクリームが握られていた。

「ジェットコースターに、鏡の迷路にコーヒーカップにさっきはサーカス見て・・・。
 もういいんじゃない?メリーゴーランドだって三回目じゃん」

リョーマうさぎは白い耳を力なく垂れ下げる。リアルのリョーマでは想像もつかない姿。
例え本当の彼でなくてもリョーマと二人で遊んでいることが嬉しくて、
桜乃ははしゃいでリョーマうさぎをせかす。

「だめ?」
「ん・・・よし、乗るか!俺一番っ!」
「あ、待ってよ〜」

ぴょんぴょん先に行くリョーマの後に続いて桜乃も駆け出す。
しかし、メリーゴーランドに辿り着こうかというところで周りの景色が真っ暗になった。
ブラックホールに飲み込まれたような暗さ。

「りょ、リョーマくん?」
見回してもいつの間にかリョーマの姿は消えていた。

「ふえ、どこ??」
心細さに涙混じりの声になってしまう。

「ふう、どっこいしょっと。あ〜疲れる。しんどいねぇ。腰が砕けるってもんだよまったく」
「誰?」
しわがれた声に振り向くとそこには緑色の蛙がいた。
ハンチングを被って、スーツを着ている。足元にはひよこの籠がどっさりとあった。

「あいつらときたら酷いもんさ。こっちの都合なんざお構いなしだ。
 雇われモンは文句も言えやしない」
「あの・・・」
「ひゃっ!」
思い切って声をかけるが飛び上がって驚かれてしまった。

「なんだいなんだい。人がいたのか。お願いだよなにも聞かなかったことにしておくれ。
 親方様には何も喋んないでくれないかい。
 ばれたらお仕置きされちまう。お仕置きはいやだ。
 あれをやられたらまた女房に家出されちまうのさ。前にもあったけど酷いもんさ。
 ああ、いやだいやだ」
「あの、私誰にも喋りません。本当です誓います」
「・・・本当かい?」
「はい」
「いやいやあんたはいい人だ。見直したよ。
 何せおいら達の周りの人間ときたら蛙とみたら騙す。
 賃金を毟り取るで悪いもんさ。あんたはいい人だ。嬉しいねぇ」
「あの、私人を・・・うさぎを?・・・探してるんです。私と同じくらいの背で男の子で、
 リョーマくんって言ってあの・・・」

一生懸命説明する桜乃に、蛙は片手を顎にやって何やら考える素振りを見せた。

「リョーマ・・・リョーマ・・・おお!知っているぞ、知っているとも!」
「本当ですか?」
「本当だとも、あの、白い耳の奴だろう」
「そうです!」
「白い耳がピンと立って尻尾はにょろにょろと長いのさ。知っているとも、簡単だ。
 鼻は高くて背中が丸い。知っているとも。なんと簡単な問題だろうか。
 おまけに足の関節が一個多いときたもんだ。知っているとも。なに、実に・・・・・」
「簡単なんですよね・・・でも微妙に違う気も・・・・」
「いやいや。なになに。会いたいのかい?」
「はい」
「よしよし。会わせてあげよう」
「嬉しい、本当!?」

蛙は満足そうに頷いて足元のひよこにさっと二枚布を被せた。
「4・2・5・1」バラバラな呪文を唱えたかと思うと、
布の下から白い耳を生やしたリョーマが現れた。

「リョーマくん」

嬉しさに飛びつこうとした桜乃だが、もう一枚の布の下からもまったく同じリョーマが現れる。

「さあ、君が会いたがっていたのはこっちの金のリョーマかな?
 それともこっちの銀のリョーマ??」
「ええ!?」
「「さぁ、竜崎、どっちだ??」」
「そ、そんなこと言ってもどっちも同じだよ」
「「こっち?それともこっち??」」
「え、え〜!?わ、わかんないよぅ」
「「そう、分かんないの。じゃあ、仕方がないね」」

ふうっと金のリョーマも銀のリョーマも嘲るような息を付くとぴょんぴょんと去ってしまう。

「あ、待って、待って〜」
「「だめだめ〜」」
「リョーマくん、リョーマくん、待って、遠くに行かないでー!」

しかし、桜乃の叫びも無視して笑い声を上げると更に闇に消えていった。
桜乃は何かに腕を捕われて動けない。

「待って〜」

「竜崎さん、竜崎さん」

「う、うーん・・・」

「竜崎さん、起きなさい」
「え?」

目を開けると、そこは非常に見慣れた教室で、非常に見慣れた授業風景。
目の前には担任の教師が立っていた。




十一月十八日
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「桜乃ったら先生が何回も注意してるのにずーっと寝てるんだもん」
「おかげでこってり絞られました・・・」

お昼休み。桜乃と親友の朋香はお弁当も食べ終わって廊下を歩いていた。
おかしそうに笑う朋香の後をしょんぼりと肩を落として桜乃は歩いていた。

「あ、リョーマ様〜」
「小坂田・・・と竜崎」

前からやってくるリョーマの姿を見つけて朋香は大きく手を振った。

「何持ってるんですか?あ、やっぱ牛乳パックだ」
「・・・まあね」
「あ、そうだ。聞いてくださいよ、リョーマ様。桜乃ったらさっき・・・」
「と、朋ちゃん、シー、シー」

意気揚揚と話す朋香に慌てて桜乃はストップをかけた。
朋香に内容は言ってないにしてもあんな夢を見たせいでリョーマに
知られるのはなんだか恥ずかしかった。

「しょうがないな。了解」
「・・・?話ないの?ならもう行くけど」

特に興味なさそうにリョーマは再び歩き出した。
小さくなっていくその姿が夢の中の彼と重なって、桜乃は背中を追って走り出す。

「あ、ちょっと桜乃!」
「ごめん、朋ちゃん先行ってて」

角を曲がって少ししたところでリョーマの追いついた。

「リョーマくんっ!」
「!?りゅ、竜崎!」

突然手を捕まれてリョーマはぎょっと目を見開く。
しかし、桜乃は自分の行動に気づくことなくリョーマを一心に見ていた。

「と・・・遠くに行かない・・・よね?」
「?なんの話?」

怪訝なリョーマの表情にようやく我に返って桜乃は手を離した。

「あ、ごめんなさい。なんでもないの。ご、ごめんね変なこと言って・・・」

なぜだか泣きそうになって桜乃は俯いてしまう。
と、その頭の上に何かが乗った重み。
驚いて顔を上げる桜乃の目に困ったような、それでいて優しい彼の顔が写った。

「なんだかわかんないけど、これやるから・・・・・・」

頭の上に置かれた牛乳パックを手にとって、桜乃は頬を染めた。
体中が嬉しさで溢れて暖かい。
彼なりの励まし、無言のメッセージ。

「ありがとう・・・」
「どういたしまして」

ひらひらと手を振って三度廊下を歩いていく。
その背中を見送って、桜乃は牛乳にストローをさした。

「これやるから」

「だから、元気だせ」

ありがとうリョーマくん。やっぱり好きです。




十一月二十日
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